たっきーが昔、図書館で本を読みあさっていたころ。そのとき、心からおもしろい!と思った本。 それがこのオレンジ党シリーズです。 宮沢賢治の研究家でもある天沢退二郎さんという作家さんを御存じですか? 日本産ファンタジーとしては他には類を見ないタイプのストーリーを書かれる方で、文章の端々に独特のセンスを感じさせられます。 このページに、本の簡単な紹介をしておきます。それを読んで、興味が涌いてきたら図書館で借りて読んでみてください。児童書コーナーにおいてあるはずです。児童書ではありますが、大人でも十分楽しめる内容になっています。私自身、読書感想文がとっても苦手で、この本の良さが上手く語れないのがもどかしいですが、読んでみてもし気にいってくれたら、復刊コムへのリクエスト投票してもらえたらうれしいな。もちろん挿し絵もこのままで、復刊してくれたらもう幸せ。 |
『オレンジ党シリーズ』の御紹介
情報、ストーリーなどは本の奥付から抜粋させていただきました。
| オレンジ党と黒い釜 著者・天沢退二郎
筑摩書房 ・ 1978年6月20日初版第一版発行 ・ 913.6/326ページ ・ 23cm/A5判
魔の沼
著者・天沢退二郎 |
筑摩書房 ・ 1982年5月20日初版第一版発行 ・ 913.6/259ページ ・ 23cm/A5判
オレンジ党、海へ
著者・天沢退二郎 |
筑摩書房 ・ 1983年12月15日初版第一版発行 ・ 913.6/327ページ ・ 23cm/A5判
光車よ、まわれ!
著者・天沢退二郎 |
筑摩書房
闇の中のオレンジ
著者・天沢退二郎 |
筑摩書房 ・ 1976年12月15日初版第一版発行 ・ 913.6/195ページ ・ 23cm/A5判
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子供だったあのころは、お小遣いで買えるような値段ではありませんでしたから、図書館で数えきれないくらい借りて読んだものでした。 大人になってから自分の収入もできるようになってこの本を手に入れようと捜しまわりましたが時すでにおそし。出版社にも問い合わせたところずいぶん前の本、当然ながら絶版状態で在庫もないとの答え。それでもあきらめきれず、古本屋さんを捜しまわりましたがやはり見つかりませんでした。そんなマイナーな本ではないと思っていたのですが、絶版の本を見つけるというのは難しいものなんですね。後日、幸いにも近所の図書館にこの本を発見することができ、今でも時々借りては楽しんでいます。私にとってはいろいろ思い出のある本なので復刊できたらとてもうれしいなぁ。 |