2002年4月15日

ブレーキドラムの外し方と注意

日常分解してる私どもにとっては
当たり前の作業ですが
一般の方にとってはブレーキドラムをどうやって
外すかお悩みのメールをいただきます。
今回はドラムの外し方と
やってはいけない注意点を掲載しますので
参考に。


モデルはトヨタの車となります。
車両を持ち上げてホイールを外します。
この時にフロント側に歯止めを噛ましておくと安心です。
ドラムを見るとネジ山を切った穴が対の位置にあるのが
確認出来るでしょう。
ハイエースなどでは他にも穴がありますが
ネジ山があるのは決まってます。
ネジ山の径はほとんど8o
中には6oといったものもありますが。

そこに適当なボルトを入れていきます。
左右均等に締めて行くのがコツです。

ドラムを軽く回転させながらボルトを締めていきます
そうしないで無理矢理締め込むと
ドラムの中でライニングが斜めに浮き上がり
ライニング押さえのお皿を損傷するばかりか
ホイールシリンダのピストンまで損傷しかねません。

回転しなくなったら一旦ボルトを緩めます。
中のライニングが落ち着いて回転出来るように
なったらまた締め込み。

これでほとんど脱着可能。
通常ならボルトの立て込みだけで
外せますが、びくともしないときは
プラスチックハンマーで根切りのショックを
与えます。
叩くところを間違えないこと
ドラムのセンターはここで取っているので
次に外すときに簡単に外せるようにと
ここや下の写真の所を削ったり
穴を大きくしたりは絶対にやらないこと!

ドラムが回転するセンターがずれてしまうので
ブレーキを踏んだときにライニングが上下左右に
その都度ずれて、ブレーキペダルに振動となって
戻ってきたり、異音が発生することもあります。
これは簡単に外せるディスクローターにも
言えることです。
わずかな緩みでもセンターがずれて
ブレーキ鳴き、ハンドルぶれ等に発展します
ご注意下さい。



ハブベアリング一体で脱着するタイプは
この限りではありません。

閉じて下さい