2001年11月21日

車両情報
車名 車両型式 登録年度 エンジン型式 走行キロ 修理内容 コメント
TOYOTA
カロゴン
AE100 H5 5A 90000km タイミングベルト
交換
カロゴン 5A
TOYOTA のカローラ等に搭載のハイメカツインカムエンジンのタイミングベルトの交換方法です。
作業は比較的簡単。
まず車両をリフトアップ、右のタイヤとバッテリーの端子を外しておきましょう。
アンダーカバー脱着 ポンププーリー脱着
右のアンダーカバーを取り外します。
次にウオッシャータンクも外しておくと作業し易いですよ。
ダイナモ、その他のVリブベルトを取りますが、
ベルトを緩める前にこのウオーターポンプの取り付けボルト4本を
最低半回転以上緩めておきます。ベルトを外してからでは押さえが
効かなくなって緩めることが出来ません、注意しましょう。
カバーパッキン カムシャフトの様子
ヘッドカバーを外します。
ここのシールワッシャーを先の細いドライバーで起こしながら
ヘッドカバーとヘッドの間にマイナスドライバーを差し込むと
簡単に外せます。ただ差込位置には注意しましょう。
ハイメカの仕組みが分かりますね。
クランクプーリー タイミングマーク
クランク位置とカム位置を合わせておいてクランクボルトを緩めます。インパクトがあれば簡単に取れますが
無ければセルでやるしかないですが。その場合もプーリー位置は合わせてから引き抜きましょう。
プーラーがあれば簡単に引き抜けますが無ければ根気よく揺すりながら外すしかないでしょう。
クランクプーリー脱着 タイミングベルト
クランクプーリー脱着後、ウオーターポンプのプーリーボルトを取ってプーリーを遊ばせます。
このプーリーは重なっているため単体では取ることが出来ません、邪魔になりますがその都度位置を変えてタイミングカバーを
上下とも外しましょう。テンショナーの取り付けボルトを半回転ほど緩めてTベルトを引き、テンショナーが外側にスライドしたところで
ボルトを仮締め、Tベルトを各プーリーから外します。ここまでエンジンマウントは切り離しません。
エンジン支え マウント脱着
オイルパンに木片を介しジャッキでエンジンが下がらないように支えておきエンジンマウントを一時取り外します。
ここでTベルトを新旧入れ替えます。
ベルト取り付け ベルトガイド
Tベルト交換時だけマウントを外しますが狭くなるのでこの時にテンショナーの交換やベルト位置も合わせておくと楽です。
マウントを取り付けてベルト位置も確認後クランクのガイドプレートを入れておくのを忘れないように。
裏表も有りますので注意します。この時のタイミングベルトの張りはテンショナースプリングの力だけで仮止めです。
タイミングベルトカバーの上下を組み付けます。
ヘッドカバーパッキン サーキュラープラグ
あとでオイル漏れが起きないようにカバーパッキンも交換、前後のカムシャフトキャップの角にあたるところにシールパッキン。
また右のサーキュラープラグも交換してシールパッキンを塗布しておきます。
その後ヘッドカバーを元通りに組み付けます。
クランク回転 タイミングベルト調整
クランクプーリー、ボルトも取り付けて時計回りに2回転ほど回してからタイミングカバーの調整窓のゴムキャップを取って
中のテンショナーボルトを半回転緩めて再度締め付け。
この時圧縮上死点にしておきます。
テンショナーボルトは必要以上緩めない方がベルトに無理な力がかかりません。
あまり緩めるとテンショナーが斜めになり、その状態で締め付けるとベルトの張りすぎとなりテンショナーからの異音発生や
ベルト摩耗の促進となってしまいます。
出来上がり 外したパーツを全て元通りにして完成です。
クランクボルトを緩めるインパクトレンチとプーラーが
あれば誰でも簡単に出来るんですが。

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