2000/09/17

 

車両情報
車名 車両型式 登録年度 エンジン型式 走行キロ 修理内容 コメント
ハイエース LH80 H2 2L 74000km 足回り異音 ダブルWボーン
サスペンション

ダブルウィッシュボーンサス

この足回りは「ダブルウィッシュボーン式サスペンション」と呼ばれすぐれた操縦安定性と乗り心地を
両立させるサスペンションで小型トラックや乗用車におおく使用されてます。
スプリングがコイル式、或いはエア、トーションバーと様々ですが基本的には上下のアームと
アームを固定するロッドなどで構成されてます。
そしてまた上下のアームには人間でいうと間接にあたるボールジョイントなる可動部が
ついてます。以前はここにグリスニップルと呼ばれるグリスの注入口がついてましたが
メンテナンスフリー化やここからの水の浸入を防ぐために今では無くなってしまいました。
今回はハンドルを切ったりバウンドすると「キーキー」音が出るというものです。


アッパーボールJ

 こちらはアッパーボールジョイント、写真ではグリスニップルがついてますがこれは車検の際に
つけたものです。普通はここに穴埋めのボルトがついてグリスアップの時に差し替えるように
なってます、面倒でもグリスアップはしておきたいです。
またこの位置なら水が被ることはまず無いのでニップルを付けたままでも大丈夫、問題は。


ロアーボールJ

 こちらのロアーのボールジョイント、グリスニップルもニップル取り付け穴も無く完全に密封状態、
でもここは力の掛かる大事な所。クラウンなどでもタイヤがぶれたり偏摩耗はここが原因の時も。
今回の異音もここから出てました。点検方法はやはりハンドルを切りながら音を確認するしか
ないですが、わずかな音が伝わると大きな音になります。レコード針のようになるんです。
タイロッドエンドを外して左右に静かに動かすとわずかにビビリ音が出てます。ここが原因でした。


ナックル部 ロアー取り付け

ナックルの取り付けボルトを取り

ロアーアームと切り離し

ジャッキで持ち上げ 交換

間にジャッキ等を挟んでロアーアームを押し下げて
ボールジョイントを取ります。
ナックルとの切り離しにはプーラーを使用

交換したボールジョイント、左右に動かしても
不快な振動もビビリも出なくなりました。


比べる ブーツを剥がす

新品と交換部品、グリスは注入出来ない。

ブーツを剥がすとグリスが熱で焼けた臭いが
気持ちが悪くなるほどでした


なんてことない所のパーツですがわずかなことでトラブルが出ます、感覚的な部分もありますが
異音修理は皆さん悩むらしいです。