雪道走行のススメ

雪道走行のススメ


雪道のススメと書いて有りますが、以前に走った雪道ツーリングについて書いて有るだけです。
お暇な方は読んで下さい〜。(^^;;

 でで、93/02/24〜2/26に卒業旅行?(金無かったからなぁ。)というお題目で、部活の先輩と2人で東北にツーリングに行った時のお話です。


「1日目」

朝11時に船橋の自宅を出発。我孫子にて先輩と待ち合わせ。
ちなみにバイクは私がNS250R、先輩がDT50。結構変な取り合わせ。
 出発したときの天候は晴れ、でも冬型が厳しく強風。R294で北上。その後、R4を北上して今市市に到着が午後4時。北風は衰えてきました。

 R121に乗って、鬼怒川温泉を過ぎて川治温泉に到着したのが午後6時半。ここで、温泉に入りました。ただ、温泉が異様にぬるかったですね。一応、\200取るらしいのですが、このぬるさでは払えません。当然払いませんでしたけどね。(^^;お陰様で2時間ほど温泉から出れなかった。(;_;)
 川治温泉を午後9時頃出発。R121をさらに北上をして上三依塩原の辺りで路面が凍結。良く見てみると、路面は積雪していました。気温が低すぎて、雪に見えなかったり・・・。気温は−5度。
 ビバーク場所が見つかったところで、私が転倒。路面の積雪深が15cmを越えるとノーチェーン走行はちと、きついですね。(^^;ビバーク場所は、山王峠。標高は800mですが泊まれそうなスペースがそこしかなかったのでしょうがない。気温は−15度。食事をしてから就寝したので時間は午前12時を回っていました。

「2日目」

 結局、夜中は氷点下で野宿はさすがに生命の危機を感じました。寒くて眠れなくて、お昼まで寝てしまいました。出発は午後12時、天気は上々で、気温は0度くらい。ここからは福島県です。

 路面の雪は気温が上がっていたのでシャーベット状になってました。乾雪のほうがグリップしやすいのとシャーベットが足を取るのでこれの方が恐いのです。結局、途中から自作チェーンで走りました。途中から林道に入って行きましたが、チェーンを履いていたので、結構急勾配でも余裕で登れてしまうのが楽しかったなぁ。

 林道で抜けようと思ったのですが、2月下旬の雪は重すぎて走行不能でした。結局戻ってR121を北上。会津田島を抜ける頃には午後4時を過ぎていました。野宿するところも無かったのと、疲労がかなり溜まってきたので、湯野上温泉にて宿に宿泊。素泊まりで\4,000は痛い出費でしたが、それでもまた野宿をするよりはましだなぁ、と思ったわけですね。(^^;;;

「3日目」

 3日目は宿に泊まったので、すがしい朝を迎えられました。朝10時前には出発の準備が出来てました。いよいよ、最終日です!R121からR118に入って、羽鳥湖に向かいました。3日目は昨日の昼から雪がかなり小降りだったので、路面の雪は大分無くなっていましたが、日陰は恐いですね〜。気温は相変わらず氷点下なので、凍っています。羽鳥湖に着いたのは午前11時くらい。

 羽鳥湖から羽鳥湖スキー場の間辺りが丁度、天気の変わり目に当たるところらしくて、曇天から晴天に一気に変わりました。県道白河羽鳥線で白河に降りると、すっかり暖かくなって冬も終わりなんだなぁ、と思わせるような陽気でした。白河着が午後1時過ぎ。R4を一気に南下して宇都宮に着いたのが午後4時。R294方面に抜けて下館に到着したのが午後6時。自宅に帰ったのは午後8時半くらいでした。
 それにしても、今にして思えばかなりむちゃくちゃなツーリングでした。今やれ!と言われてももう出来ません、年取りました〜。(T_T)


上の写真は3日目の羽鳥湖岸の道路を走行中。この後10分もしないうちに晴れる。
 丁度、会津地方と中通り(福島では地方区分を会津・中通り・浜通りの3つに分けています。)の境目らしいがきれいに分かれていたのにはびっくり。



羽鳥湖スキー場の入り口。この後勾配のきつい下りを降りていくうちに冬から春へと一気に気候が変わってしまうのでした。(^^;;