++山擬人化コーナー++

最終更新日:Thursday, 30-Jan-2014 01:12:15 JST



■那須山系−三本槍岳(1,917m)@2014/01/27

 擬人化とレポートを混ぜたコンテンツです。こうして擬人化した所以。という説得力があれば。なんて思ってますが。さて。ちなみに筆者は基本は雪山を下る人なので下山家と呼んでいただけヽ(゚∀。)ノばこれ幸いなので絵を見たあとについでに読んだり動画見てくれたりしたら山の擬人化とは何か?がわかってくる人にはわかってくるのじゃないでしょうかwディープw

▼ログ

 こんな感じです。ゴンドラ山頂駅から登り3km高度差450mを2時間、下りゲレンデベースまで6km高度差900mを40分という行程でした。

▼動画
ほぼ15分ありますが、スダレ山360度眺望〜スダレ山直下斜面〜トラバースで中の大倉尾根復帰〜ノートラックツリーラン〜ゲレンデ復帰という構成になっています。

▼スタート地点

 マウントジーンズスキー場ゴンドラ最上部からすぐにこの標識があります。標識のとおり、スキー場管理外で自己責任ですがスキー場の好意でベースのリフトチケット売り場で登山届を受理してくれます。下山した時に下山したと伝えることが必要です。こういった管理外では最低限のマナーは守りまましょう。

▼廃止リフト降り場から左に進む

 実はマウントジーンズは2つほどコースを廃止しています。最上部にあたるコースがその対象のひとつになっており、最上部に到達するには最初の写真の道路っぽいのをしばらく登る必要がありますが、廃止なのでコース外なわけです。左に進むと森林帯でやや下ります。逆にいうと帰りは少し登り返すことに。ここが中の大倉尾根の始まりとなります。

▼森林帯が少し開けて疎林になる

 ここはおそらくもっとも滑りやすい地帯。やや登りなのでスキーのときは気合を入れる必要も無いツリーランとなります。個人的にはもう少し斜度があったほうがよいですが、スノーシューなら最適の環境といえそう。

▼開けた!

 疎林地帯が一瞬開けると尾根沿いから茶臼岳・朝日岳を望むことが出来ます。ここ以降は延々左側には彼女たちがずっしり構えることになるのですが、森林帯を抜けてはじめて見た時は圧巻の景色が広がる。という感動があるかと思います。多分。

▼目の前に見えるピークはスダレ山

 スダレ山に取り付く手前まではハイキング気分で登れます。写真のとおり急激に斜面がきつくなりますが、この斜面を登りきるとほぼスダレ山に到達したことになります。

▼うおおおお

 すごい斜面!!!!・・・てのは若干増し気味に傾けてますが、スキーシールのみだと直登りはかなり困難と言える斜度を登ることに。スダレ山への夏道は岩の間を通るので、スキーだと夏道どおりに歩くと結構歩きづらいです。下るのは危険なので下るときはここは使いません。

▼振り向けば雪は無いw

 関東最北端の山なので事実上東北ですが、街に当たる場所には雪はないし対面の山々にも全く雪が無い。この景色は那須ならではかも知れません。根雪にならない地方で最初に根雪になる山がこの那須連峰なのでそういう感覚を味わえるのはここだけかもしれませんね。コントラストが異常w

▼清水平

 スダレ山から撮影。茶臼・朝日・三本槍岳の中間地点的なところですが、夏だと高層湿原が広がるところでも真冬だとシュカブラのみの荒涼とした世界が広がりますが、雪山の醍醐味はまさにそこじゃないかと。

▼ようやく三本槍岳ちゃんに出会う

 具体的にはスダレ山を越えて分岐地点あたりでようやく拝むことが出来ます。奥ゆかしいというか奥にいる。ということですがwこの日は出発が出遅れたのと写真のとおりシュカブラと岩のミックスなのでスキーで滑るのは厳しいのでここで終了。とりあえず拝めてよかった。というところでしょうか。[E.O.R]